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いよいよ最終戦。決勝の相手も2年生メンバー。

先発加藤は、立ち上がりから思うように球が走らず、変化球も決められず苦しいピッチング。2回、先頭バッターにヒットを打たれ、送りバントとヒットで1out一・三塁のピンチを招く。続くバッターの初球、飛び出した三塁ランナーを見て、キャッチャー山田は三塁へ送球、これが暴投となり先制点を許す。3回にも先頭を死球で出塁を許すと、続くサードゴロを山口が一塁へ悪送球、0out二・三塁、満塁策を取るも1outとした後、エンドランをかけられたピッチャー前への緩い打球でホームインを許してしまった。際どいタイミングではあったが、ホームへ送球しなかったのが悔やまれる。満塁策を選択した意図が生かせなかった。結果、この1点が勝敗を分けることになった。

最終回となった6回（時間制限）、2out満塁一打同点の場面で、代打工藤が四球を選び押し出しで1点差。1番藤本に最後の期待がかかったが、空振りの三振に倒れゲームセット。3年生最後の試合が終わり、準優勝で幕を閉じた。

今大会は全ての試合で苦戦を強いられ、運よく点が入る場面が多く、決して万全の状態ではなかった。ただ、色んな場面で成長した姿を見ることが出来た。

そして、3年生最後の日を下級生のメンバーが大きな声で精いっぱいの応援をしてくれた。その応援に心のこもったエネルギーを感じることが出来た。素晴らしい応援をありがとう！！

3年生のみんな、最後は負けてしまったけど、これも君たちに与えられたメッセージです。どんなメッセージかは、一人一人の捉え方の中にあります。そのメッセージが自分自身の成長につながる種だと思います。

さぁ、その種に何を与えますか？　何を与えるかで今後の結果も大きく変わることになるんですよ。次のステージに向けてすでにスタートは切られています。

自分に問いかけながら、自分の意志で次の行動をとって下さい。全ては自分自身のために！

3年間、みんな良くがんばりました。君たちとの出会いと過ごした日々がまた宝物になりました。

ありがとう！感謝感謝。