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試合結果
2024.10.14
第27回クラブチーム選手権名古屋市大会(総評)
決勝
8月24日から始まった今大会は、全試合3年生で戦った。
毎年この時期から12月の最終戦まで、先発メンバーから打順、
作戦、戦術、全てを3年生全員で考え試合に臨む。
いわゆる中学3年間の総決算と位置づけている。
今年も3年生は、目を見張るほどの成長を見せてくれた。
名古屋市大会の初戦、中京カーディナルス戦は、
加藤のホームランで先制し、藤本、尾川、吉岡の二塁打などで効率よく加点した。
この日2安打の藤本がチームを盛り立てた。
投げては、先発大矢が3回1失点、続く柴田は2回無失点、3人目の長澤が2点を奪われ
同点とされるも、最終回水ノ江のヒット、盗塁、敵失、捕逸でサヨナラ勝ち。
〇4×ー3
バッテリー:大矢、柴田、長澤 ー 水野
本塁打:加藤 二塁打:藤本、尾川、吉岡
同日ダブルヘッダーの2試合目、西名古屋ベースボールクラブ戦は、
初回の攻撃、尾川の二塁打、水ノ江、辻の連続ホームランで3点を先制。
しかしその裏、ホームラン、ヒット、三塁打で2点を返される。
3回小島のタイムリーヒット、4回尾川のスクイズ、5回市川のタイムリーヒットで、
上手く加点し勝利した。
投げては、先発水ノ江が2回以降立ち直り、初回の2点に抑え完投した。
〇6ー2
バッテリー:水ノ江 ー 長澤
本塁打:水ノ江、辻 二塁打:尾川
9月は週末雨の影響で試合が延期となり、10月12日準決勝戦を迎えた。
東山クラブとの一戦、3年生一丸となって試合を楽しんだ。
初回に1点を先制され、毎回スコアリングポジションに走者を進められ、
苦しい展開が続く中、先発大矢が粘り強く持ち味を発揮し追加点を与えなかった。
打線は3回までパーフェクトに抑えられ、4回に藤本四球の後、小島のヒット、
捕逸でチャンスを作るも後が続かず。
チャンスは潰えたが、投手が交代した5回から流れが変わった。
敵失、送りバントで1out二塁、続く佐藤がセンター前にタイムリーヒットを放ち同点。
更に6回、1out二・三塁で回って来た打者は佐藤、前の打席同様、しっかり捉えた打球は
センター前へ、大きな大きな2点タイムリーヒットとなった。
最終回、マウンドに上がった柴田は持ち前の緩いボールを上手く使い、三人でしっかり抑え
勝利を手にした。
〇3ー1
バッテリー:大矢 ー 水野
(翌日13日は、同愛知県大会準決勝が行われた。)
14日、迎えた決勝戦!
これまでも幾度か対戦している名古屋ドジャース。なかなか点を取らせて貰えない。
中一日、先発大矢に託した。打線に奮起を期待したい。
大矢は初回から丁寧にコーナーを突き、相手打線に的を絞らせない見事な投球を見せた。
4回、ここまで初回の内野安打一本に抑えていたが、先頭打者に二塁打を打たれ、
続く打者の三塁線へのバントを自ら捕り一塁へ送球、ほんの僅かに届かず、
ベースカバーに入った小久保も捕球できず、二塁走者がホームイン。
6回の攻撃、先頭尾川がヒットで出塁、2out後辻が四球を選び一打逆転の場面で水ノ江に
回り、期待を集めたがセカンドゴロに倒れた。
先発大矢は、相手打線を3安打に抑える好投を見せた。
要所で見せるスライダーとストレートのコンビネーションの精度が光った。
6月辺りからの成長は、チームの躍進につながり、今ではエースとしての信頼を得ている。
また9月以降、3年生全員が揃って練習、試合が出来ない日々が続いた。
そんな中で、副キャプテン藤本 颯が欠かさず練習にも参加し、3年生の士気を高めてきた。
今大会でも、慣れないファーストをこなしたり、打撃ではどの打順でも自分の役割をしっかり
理解し、初戦2安打、次戦1安打、東山クラブ戦では1番打者として3四死球で出塁、
決勝戦でも1安打を放ち、全試合フル出場とチームに多大な影響を与えてくれた。
今大会の優秀選手に選出された。
また、今大会は出場機会が少なかった岩田健吾は、
プレーイングマネージャーとしての役割でチームを引っ張った。
ベンチ内から送るアドバイス、場面場面での適切な声がけは説得力有る一言一言であった。
個々の選手の特質を上手く引き出し、サインを出すタイミングや戦術も立派であった。
勝負にこだわるチームも多い中で、先ずは自分自身を内観し、自分の出来ることや役割に意識を向け
練習や試合で自分自身を試すことを実践し続けて来た3年生、本当に素晴らしい成長した姿を見せて
くれました。
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コメント
8月24日から始まった今大会は、全試合3年生で戦った。
毎年この時期から12月の最終戦まで、先発メンバーから打順、
作戦、戦術、全てを3年生全員で考え試合に臨む。
いわゆる中学3年間の総決算と位置づけている。
今年も3年生は、目を見張るほどの成長を見せてくれた。
名古屋市大会の初戦、中京カーディナルス戦は、
加藤のホームランで先制し、藤本、尾川、吉岡の二塁打などで効率よく加点した。
この日2安打の藤本がチームを盛り立てた。
投げては、先発大矢が3回1失点、続く柴田は2回無失点、3人目の長澤が2点を奪われ
同点とされるも、最終回水ノ江のヒット、盗塁、敵失、捕逸でサヨナラ勝ち。
〇4×ー3
バッテリー:大矢、柴田、長澤 ー 水野
本塁打:加藤 二塁打:藤本、尾川、吉岡
同日ダブルヘッダーの2試合目、西名古屋ベースボールクラブ戦は、
初回の攻撃、尾川の二塁打、水ノ江、辻の連続ホームランで3点を先制。
しかしその裏、ホームラン、ヒット、三塁打で2点を返される。
3回小島のタイムリーヒット、4回尾川のスクイズ、5回市川のタイムリーヒットで、
上手く加点し勝利した。
投げては、先発水ノ江が2回以降立ち直り、初回の2点に抑え完投した。
〇6ー2
バッテリー:水ノ江 ー 長澤
本塁打:水ノ江、辻 二塁打:尾川
9月は週末雨の影響で試合が延期となり、10月12日準決勝戦を迎えた。
東山クラブとの一戦、3年生一丸となって試合を楽しんだ。
初回に1点を先制され、毎回スコアリングポジションに走者を進められ、
苦しい展開が続く中、先発大矢が粘り強く持ち味を発揮し追加点を与えなかった。
打線は3回までパーフェクトに抑えられ、4回に藤本四球の後、小島のヒット、
捕逸でチャンスを作るも後が続かず。
チャンスは潰えたが、投手が交代した5回から流れが変わった。
敵失、送りバントで1out二塁、続く佐藤がセンター前にタイムリーヒットを放ち同点。
更に6回、1out二・三塁で回って来た打者は佐藤、前の打席同様、しっかり捉えた打球は
センター前へ、大きな大きな2点タイムリーヒットとなった。
最終回、マウンドに上がった柴田は持ち前の緩いボールを上手く使い、三人でしっかり抑え
勝利を手にした。
〇3ー1
バッテリー:大矢 ー 水野
(翌日13日は、同愛知県大会準決勝が行われた。)
14日、迎えた決勝戦!
これまでも幾度か対戦している名古屋ドジャース。なかなか点を取らせて貰えない。
中一日、先発大矢に託した。打線に奮起を期待したい。
大矢は初回から丁寧にコーナーを突き、相手打線に的を絞らせない見事な投球を見せた。
4回、ここまで初回の内野安打一本に抑えていたが、先頭打者に二塁打を打たれ、
続く打者の三塁線へのバントを自ら捕り一塁へ送球、ほんの僅かに届かず、
ベースカバーに入った小久保も捕球できず、二塁走者がホームイン。
6回の攻撃、先頭尾川がヒットで出塁、2out後辻が四球を選び一打逆転の場面で水ノ江に
回り、期待を集めたがセカンドゴロに倒れた。
先発大矢は、相手打線を3安打に抑える好投を見せた。
要所で見せるスライダーとストレートのコンビネーションの精度が光った。
6月辺りからの成長は、チームの躍進につながり、今ではエースとしての信頼を得ている。
また9月以降、3年生全員が揃って練習、試合が出来ない日々が続いた。
そんな中で、副キャプテン藤本 颯が欠かさず練習にも参加し、3年生の士気を高めてきた。
今大会でも、慣れないファーストをこなしたり、打撃ではどの打順でも自分の役割をしっかり
理解し、初戦2安打、次戦1安打、東山クラブ戦では1番打者として3四死球で出塁、
決勝戦でも1安打を放ち、全試合フル出場とチームに多大な影響を与えてくれた。
今大会の優秀選手に選出された。
また、今大会は出場機会が少なかった岩田健吾は、
プレーイングマネージャーとしての役割でチームを引っ張った。
ベンチ内から送るアドバイス、場面場面での適切な声がけは説得力有る一言一言であった。
個々の選手の特質を上手く引き出し、サインを出すタイミングや戦術も立派であった。
勝負にこだわるチームも多い中で、先ずは自分自身を内観し、自分の出来ることや役割に意識を向け
練習や試合で自分自身を試すことを実践し続けて来た3年生、本当に素晴らしい成長した姿を見せて
くれました。