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雨で順延となった準々決勝。勝てば県大会出場が決まる大事な一戦。

試合は立ち上がりから、両チーム先発投手が好投した。

初回から3回までスコアリングポジションへランナーを進めるが、

あと一本が出ず序盤が過ぎた。

4回以降もランナーを出すものの、相手投手加藤君の伸びのある

ストレートと切れのあるスライダーに打ち取られる。

また、4回、6回0out一塁、7回1out一塁において、牽制で3つ刺された

のが試合の流れを大きく左右した。

6回、2outを取った後、1番小林君にライト線に3塁打を打たれ、

2番キャプテンの杉本君に初球を見事にセンター前に運ばれ、

大きな大きな１点を奪われた。

この1点が決勝点となり、準決勝進出、県大会出場を逃した。

城山中の主戦加藤君のピッチングは見事であった。

ストレート、変化球を内外角、高低を幅広く投げ分ける技術に翻弄された。

素晴らしい投手であった。

また、決勝の一打を放ったキャプテンの杉本君は、前の2打席は全くタイミングが

合っていなかったが、この打席での初球狙いは見事であった。

さすが、キャプテン！！素晴らしい一打であった。

この敗戦を通して、学んだことを一人一人が腑に落とし、これからの日頃の取り組み、

試合での表現力を高め磨きをかけ、積極的な姿勢を見せて欲しい。