サンリッツ

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試合結果

試合結果

2020.12.5

第27回豊田東ロータリークラブ杯

準決勝

SUNLITS  1-2×  名古屋ドジャース
1 2 3 4 5 6 7 8 9
SUNLITS 0 0 0 0 0 0 0 1 - 1
名古屋ドジャース 0 0 0 0 0 0 0 -

8回からタイブレーク(0out一・二塁、継続打順)

バッテリー
加藤 ー 伊藤

コメント

 

12月とは思えないほどの穏やかな天気。絶好の野球日和となった。

迎えた準決勝、最後までお互いに死力を尽くす素晴らしい試合となった。

 

先発した両投手、サンリッツ加藤は、打者とのタイミングを計り、緩急を織り交ぜ

コーナーを上手く使い打者を打ち取っていった。

 

対する名古屋ドジャース祝君は、速球とカーブを使い力勝負で打者を打ち取るという、

実に対照的なピッチングを披露し、見応えのある両投手の投げ合いであった。

 

お互いにヒットで出塁、チャンスを作るもあと一本が出ず、早い試合展開で最終回を迎えた。

最後の守り、2本のバント内野安打と一塁手のエラーで0out満塁、絶体絶命の大ピンチ。

 

しかしこのピンチにも加藤は動じることなく、しっかりとコーナーに投げ分け、三振、三振、

挟殺プレーの併殺に切って取り、このピンチを切り抜けた。

 

タイブレークとなった8回、先頭粕谷がバントヒットで0out満塁、1out後、渡邊が追い込まれながらも

四球を選び押し出しで1点を奪った。2outとなった後、今日3安打の伊藤を迎え、ベンチも最高潮のムード。

しかしここは、祝投手の気迫が勝り、空振りの三振に打ち取られた。

 

その裏、2out二・三塁から3番勝田君に初球をセンター前に弾き返され、二者がホームインしサヨナラ負けとなった。

最後の最後まで、両チームの選手は本当によく頑張った。賞賛の拍手を送りたい。

 

 

これが3年生の最後の試合になった。

去年の新チームスタートから、田中主将を中心に自分達で明るく前向きに、『助け愛』をテーマに、チーム作りに取り組んで来た3年生。

コロナ禍の中で、練習自粛や、大きな大会が中止になっても、お互いに連絡を取り合い、今ある状況を確認しながら練習し、

決してモチベーションが下がることはなかった。

 

あっという間に夏、秋が過ぎ、

最後の今大会は、自分達でサインを出し、試合を作れるまでになった。そして、いつでも自分達の良さを前面に出して

試合を楽しんでいる姿を観ることが出来た。

牽制死あり、エラーあり、三振の山、そんな中でも、笑顔で迎え励まし合う選手の姿に心打たれた。

 

自分を大切にすること、仲間を大切にすること、自ら動くこと、自ら与えること。

3年間、色んなことを学び、野球を通して実践して来た3年生。

自分自身のため、そして後輩の子達に素晴らしい精神を与えてくれたことに、心より感謝します。

 

 

ありがとう!!

 

 

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