愛知県名古屋市の「サンリッツ」。中学の軟式少年野球のコーチングならお任せください。

今日、ダブルヘッダーとなった3回戦は、投手力が安定しているチーム。これまで何度も対戦して来た。

両チームの先発投手の投げ合いで、チャンスらしいチャンスもなく、最終回を迎える。

代打工藤がストレートの四球で出塁。続いて代打佐藤がしっかり送りバントを決める。一塁ランナー工藤が好判断で三塁を陥れて1out三塁でサヨナラのチャンス。ここでも代打に大脇を送り期待したが、相手投手のストレートと変化球が上回り三振に打ち取られた。最後のバッター藤本、フルカウントまで粘り6球目を打った打球は外野に上がって万事休すと思ったが、この打球も風に影響を受け野手のエラーを誘う結果となった。サヨナラ勝ちを収めた。

先発加藤は、伸びのあるストレートと緩急をつけた変化球を駆使し、相手打線を封じ込めた。

7回を投げ80球、打者23人、被安打2、無四球の完封。見事なピッチングであった。

それと同時に、キャッチャー山田が良くリードした。中学から始めたキャッチャー、二人の全く違う投手を盛り立て、よくぞここまで成長出来たと胸が熱くなった。

投手の持ち味を存分に引き出す素晴らしいインサイドワーク、投手を思いやる所作に感動した。

相手チームの愛知中央クラブ、左腕田中投手もストレートと変化球をコーナーにしっかり投げ分け、打者の内気を逸らす投球は見事であった。結果、味方のエラーによって苦い敗戦となったが、素晴らしい試合内容であったことには変わりない。次のステージが楽しみな投手である。

ただ一つアドバイスしたい。味方のエラーは決して責めないで欲しい。それよりも最後の回、先頭打者に四球を与えたこと、ここが引き金になっていることに自己の課題として受け止めて欲しい。高校でも十分に通用する投手になれると思う。

希、いい球行ってたなぁ。見違えるほどのボールが行ってた！周りのみんなも盛り上げてくれてたな。

ヒデ、本当によくここまで成長したな。いいキャッチャーになれるぞ！！感動したわ！