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新型コロナウィルスの影響によって、至る所で規制がかけられ大会が中止になる中、

中日ドラゴンズの田島投手主催による、3年生のための卒業記念大会が開催された。

12チームが4ブロックに分かれ、1ブロック3チームによるリーグ戦（1次予選）を行い、

1位チームが2次予選（準決勝）に進み、最後は決勝戦と3位決定戦となる。

1試合目、桜井クラブとは一ヵ月前、接戦の末サヨナラ負けを喫している。

投打にバランスの取れた良いチームである。

初回、先発の佐伯が大乱調、先頭打者にフルカウントからレフト前に運ばれ、続く打者に

連続四球を与え0out満塁。1outを取った後、タイムリーヒットと挟殺プレーのミスが重なり3失点。

続く2回も制球が定まらず、四球、盗塁、2つのワイルドピッチで追加点を与え、序盤で苦しい展開となった。

攻撃面では1回裏、この日1番に入った吉戸が左中間に二塁打を放つ。ワイルドピッチが続き1点を返す。

2回途中からマウンドに上がった加藤が好リリーフで流れを呼び寄せると、3回再び吉戸がセンターオーバーの

二塁打を放つ。4回、2out三塁から田中がレフト前にタイムリーヒットを放ち追い上げを見せる。

5回にも細川が出塁しチャンスを作るも後続が打ち取られた。

小刻みな継投、佐伯の後、加藤、新美、小笠原が気迫のこもった投球で味方打線に奮起を促した。

最後まで勝利に向けて、一致団結するチームの雰囲気は心に残る試合となった。

大雅、好投手からの2本の二塁打は立派だ！！　次なる成長課題を与えられるよ。

竜登、マゴ、夢真、気迫のこもったピッチングに感動したぞ！